餅ぶたのきれいに並ぶ小餅 。お母さんたちが取ったお餅を子供たちもいっしょにまるめました。 1臼め=小餅・2臼め=おろし餅、きなこ餅、・3臼め=こころみの餅(試み餅) 3つのグループに分かれて、搗き手、臼どりも体験しました
大人数でも動きやすいように取り合いの建具を全て取り外して土間のはしり庭と横手の部屋(ダイドコ)をひとつの空間に。固定していない日本の建具は何かの際には取り外しが容易です。臼、蒸篭、餅蓋を広げて置いて、土間と部屋とが一体に使えるように準備しました。
もち米のいい香りの湯気のなかで重たい杵を振り上げてのお餅搗き。まるで親戚一族が大集合したような雰囲気になるのもこの家ならではの空気感かもしれません。3歳の小さな手で臼取りの手つきを真似る男の子、大人顔負けの手つきで臼取りをする5年生の女の子、親と子、おじいちゃんと孫、父と子一緒に杵を振り上げるなど、息をを弾ませながら全身を使ってみんなお餅と格闘しました。
1臼めは小餅に。温かくて柔らかいお餅の感触を小さな手はどんなふうに感じてくれたでしょうか。。
「こころみの餅」は、漢字で書くと「試み餅」。今年収穫されたお米、小豆の出来栄えを試みて作り、近隣へ配られていたもの。当家でも祖母が健在の頃は毎年菓子鉢に盛り付けてご近所へ配っていました。「こころみの餅です。おひとつですけれど。。」と言ってお渡しするようにと言われて配って回るのは子供の役割だったのです。 こころみの餅を座敷で食べたあとにはお正月の神様を迎えるための「注連縄」についてのお話をしました。 年神様の宿る拠り代でもある注連縄は、ゴミにしないで燃やして灰にそして火鉢のなかへ。。その灰は買い集められてまた田畑へ還していたことなど。先人の人々の生活観に学ぶところ多し、自分自身の足元にある暮らしを見つめなおすことから拾い集めた「暮らしの形」をまた来年も参加いただく皆さまと共してゆきたいと思います。
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