3月1日(日)- 7日(土)写真展開催のお知らせ

西村豊さんの小さな写真展

 八ヶ岳の麓を拠点に自然写真家として活動しておられる西村豊さんの写真展を開催します。餌付けせず根気よく森に通い続けて動物と向き合うことにこだわる西村さんの作品に見る野生動物は、のびやかで、愛らしくて、かっこいい。
美しくも厳しい自然の中で、懸命に生きる命の輝きをご鑑賞いただきます。

自然は立派やね
何月何日に花が咲いた
何月何日に虫が鳴いた
ほとんど違わない
規則正しい
そういうのが法だ
法にかなったのが大自然だ
だから
自然の法則をまねて人間が暮らす

この企画のご案内にあたって、永平寺78代貫首・宮崎奕保禅師の言葉を記させて頂きました。自然とともにある営みは、人々が紡いできた暮しにも…。
築150年を経た住まいとの付き合いのなかで、禅師の言葉は心に染みます。

森の暮らし、町なかの暮らし。
京の町家の落ち着いた空間で五感をみがくひとときです。

また、写真展に併せた関連企画も予定して皆さまの参加をお待ちしております。

★3/1(日)「朗読お茶会〜森へようこそ〜」朗読:星野祐美子さん、お茶:小嶋あかねさん
★3/7(土)「森の小さな命のお話」お話:自然写真家 西村豊氏

※申し込み、お問い合わせ先
 秦家住宅〜 TEL:075-351-2565/E-mail:mail2565@hata-ke.jp

■西村 豊(にしむら ゆたか)・プロフィール
1949年 京都市に生まれる。小学1年生の夏休みに、長野県塩尻市の母の実家で過ごした日々が忘れられない記憶となり、1972年、23歳で長野県へ移住。写真は、写真家・木工作家だった故・伴 泰幸氏に学ぶ。28歳で自然写真家として独立。美術図書・動物図鑑・雑誌・テレビなどで写真を発表するほか、保育園から大学、企業において、社会人講師をつとめる。地元の長野県富士見町では、小学校・全学年の「自然教室」を担当し、長野県の自然観察インストラクターをつとめる。テレビでは「徹子の部屋」のほか、自然、科学をテーマとした幅広い番組に出演。八ヶ岳の特定の地域にて、文化庁の許可のもとホンドギツネの調査研究を、文化庁・環境庁・林野庁の許可を得てニホンヤマネも調査。怪我をした野生の鳥獣保護に取り組み、40年間に救護したのは、キツネ、タヌキ、イタチ、ムササビ、ヤマネなど10種類300頭以上。特にヤマネは200頭を超える。地元の高校生らに救護方法を教え、後継者育成にも取り組んでいる。2016年、野生傷病鳥獣の保護・野生復帰活動の功労者として日本鳥類保護連盟会長賞を受賞。そのほか、長野県諏訪地域の御柱祭(おんばしらさい)をはじめ、京都や岩手県遠野市などの伝統ある祭や行事、干し柿など「干す」文化の撮影にも取り組む。著書・写真集多数。近年は、ヤマネや子リスなど、児童向けの写真絵本を多数手がけている。写真絵本『干し柿』(あかね書房、2006年発刊)は、2007年度第53回青少年読書感想文全国コンクール小学校中学年の部課題図書。写真絵本『ごたっ子の田んぼ』表紙(アリス館、2014年発刊)は、2015年度長野県推奨図書・小学校低学年の部指定図書。東京理科大学・諏訪東京理科大学非常勤講師、長野県富士見町在住。